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地獄に至る3つの門

田中嫺玉さんのギーターは著作権フリーだし、ブログでも取り上げやすいです。

神の詩―バガヴァッド・ギーター (TAO LAB BOOKS)

さて、バガヴァッド・ギーターには地獄に至るには3つの門があると書かれています。具体的には

地獄に到るには三つの門があり
肉欲 怒り 貪欲がそれである
これらは魂を堕落させる原因ゆえ
正気の人間はこの三つを切り捨てよ

と書かれています。これらを全て取り除ける人は聖者くらいなものなので、わたしのような一般人はこれらの地獄の門をノックすること多しって感じです。

個人的にはここでいわれている地獄というのは、死後の抽象的な世界ではなく現実世界のことと捉えて差し支えないと考えています。おそらく、肉欲・怒り・貪欲に飲み込まれた人生を送る人は遅かれ早かれ、人生のどこかで地獄のような辛い目にあうことになるんじゃなかろうかと。

面白いことにインド占星術では3・6・11室はその支配星が機能的凶星化するトリシュダハウスなのですが、3室は欲望のハウス、6室は怒りのハウス、11室は貪りのハウスに分類されます。まさに、これらのハウスの支配星は、バガヴァッド・ギータでいうところの地獄の門に到る惑星ということになりますね。3室、6室、11室の支配星は、人間の魂を堕落させるという意味において、『機能的凶星』と分類されているということがわかります。

人によっては、肉欲や欲望を満足させることが人生の目的だぜって人もいますから、3室、6室、11室の支配星が本当に凶星かと言い切っていいかはわかりませんが、スピリチュアル的な面からは凶星だし、それに溺れると地獄に至ると聖典には書いてあります。

ただ、トリシュダハウスを支配しているとすべからく快楽主義に陥るかとそうでもなくて、ナヴァムシャで逆に5室支配星や9室支配星だと逆にスピリチュアルだったりということもあるというのは実体験として感じるところでもあります。ラーシ、ナヴァムシャともにトリシュダを支配する惑星のダシャーだったりした場合は、肉欲・怒り・貪欲というキーワードに注意深く生活をした方がいいかもしれません。

例えば、牡羊座ラグナ(ナヴァムシャ牡羊座or蠍座ラグナ)の場合の水星/水星期とかはかなりやべーぞと思います。笑

自分もこれら3つには気をつけてたいと思うのですが、肉欲・怒りはわかりやすいですが、貪欲というのはわかりにくいですね。必要以上に執着して欲しがるのを貪欲というのでしょうが、お腹いっぱいなのにおやつを食べるのは貪欲でしょうか(;^ω^)

なるべく足るを知るという生き方を実践したいものです。なかなか難しいものなんですが・・・

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コメント

    • ニーチャバンガ
    • 2017年 8月 19日

    11室の貪欲は、6室からの6室「人を蹴落としてでも、或いは奪ってでも手に入れたい」ではないでしょうか。

    ゼロサムゲームの中での奪い合いの末の富、FXとかデイトレードとか。
    10室からの2室として働けば好転できそうに思います。

    • hikari
    • 2017年 8月 19日

    ニーチャバンガさん こんにちは

    FXやデイトレードは確かにそういった11室の負の側面に通じやすい収入かもしれません。

    ただ、わたしはサラリーマンで10室から得た2室として収入を得ていますが、他人を無茶な方法で蹴落としてでも出生したいと思い行動すれば、それは11室の貪欲です。

    FXやデイトレードにも中には他人を蹴落としてでもという理由からインサイダーに手を染める人はいるかもしれませんが、お互いが平等なルールな中で勝負しているのであればそれは対等な勝負であろうと思います。それにプレイヤーには、ファンドや国際企業なども含まれます。まぁ、相場は負けるリスクもありますからね。

    お互いが合意の上でルールに則り行われる6室はスポーツですし、そこら辺の捉え方は難しいですね。

    普通のサラリーマンでも自分が気づかないところで、一部の人の職や食い扶持を自分が奪っていたなんてこともこれからのIT社会では多からず出てくると思いますので、結局は心の持ちようなのかなとも思います。

    • ニーチャバンガ
    • 2017年 8月 20日

    サラリーマン、職業については幾つかの見方があると思っています。
    一般に仕事=10室という解釈ですが、10室の仕事は公の顔と解釈しています。

    アルーダラグナの例外法則で、1室にALが重なった場合に10室をALとする事と被る解釈です。

    私も会社員、個人事業主などコロコロ変わっていますが、基本的には10L6Hの雇われの身です。

    古典では6室は奴隷やペットですが、現代では被雇用者、という解釈をしています。

    なので、サラリーマンとしての11室にも、10室から2室と、6室から6室(出世競争)など、多様な意味が生まれるのではないでしょうか。

    11室がどのように働くかは絡む星やハウス展開に依ると思いますが、貪りは11室の象意の一つと考えています。

    8,11Lが10Hなどはキツいかもしれません。

    • hikari
    • 2017年 8月 20日

    10Hからの2室目であり、6室から6室でもある。ハウス展開は考えると結構面白いですよね。

    10室は天の頂上ですから、職業だけでなく公での自分の行為(積むカルマ)そのものを指すのだと思っています。なので、公共の場での振る舞いでもあり、自身の仕事でもあるのでしょう。

    デイトレーダーだろうがサラリーマンだろうが他の個人事業主だろうが、11室が貪りになるケースとそうではないケースがあるのだと思います。投資家のバフェットは寄付ができるから投資で稼ぎたいと言っていますし、動機は人それぞれかと思います。

    おっしゃる通りサラリーマンは6室とあとは土星の象意だと思っています。自分の場合は、6室より土星との絡みでサラリーマンをやっている気がします。
    サラリーマンの11室が悪く働けば、消耗戦になるような出世争いとか、金銭のために無駄な残業をしまくるとかになりそうです。

    8-11Lが10Hだと、保険屋か代替医療系みたいな8室の象意にかかわる職業をしていないとただただしんどいだけですよね。

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