書評

ラーマーヤナ(レグルス文庫)≪感想≫

『マハーバーラタ』と並ぶインドニ大叙事詩のひとつ『ラーマーヤナ』を再読しました(^ω^)

ラーマーヤナ―インド古典物語 (上) (レグルス文庫 (1))

古典ではありながら、物語として今なおめっちゃ面白いです!! そして、結構泣けます(;^ω^)(自分が涙もろいだけだとは思う。)

あらすじ

ラーマの奥さんであるシータがセイロン島を支配している魔王『ラーバナ』に攫われてしまったので、シータを救うため主人公ラーマ御一行が魔王ラーバナをぶったおしに行くお話です。

ちなみにラーマもシータも神が人間の姿で生まれ落ちているので、ラーマは人間最強、シータは超絶美女であります(^^)

西遊記やドラゴンボールの悟空の元ネタとなったと言われているハニュマーン(猿)も登場してラーマのために大活躍します。

いわゆるおとぎ話なのですが、かなり示唆に富んだ内容となっていて、普通に色々と勉強になります。

根底に流れるカルマ論

ラーマーヤナでは、カルマ論がその根底に流れています。自分が蒔いた種を自分で刈り取らなければならなくなるシーンが結構あります。

かの主人公ラーマですら、猿VS猿の争いの中、不意打ちという形で背後から敵の猿を槍をぶっさしてその猿の奥さんに「卑怯者!」と呪いをかけられてしまします(;^ω^)

心を傷つけられた女の呪いというやつです。この呪いはけっして消えることはないでしょうと言われています。こえ~

インド占星術にもいわゆる呪いと呼ばれるコンビネーションがあるのですが、母親の呪いだけは対抗手段がないとKNラオ氏の書籍には書かれていました。

みなさん、自分の母親は大事にしましょう(‘ω’)

口にした言葉を守ることの重要性

本書では、一度口にした言葉は守らなければならないという価値観も強いです。

ラーマも昔お父さんが昔発した言葉を守ろうと、森に追放されたりしています。父さんが昔そんな事言っていたならしょうがねぇみたいな、父さんを嘘つきにさせるわけにはいかねぇみたいな感じです。

今の世は言葉というのはとても軽いです。噓なんてみんな簡単につきますし、わたしも優柔不断なので言っていることがコロコロ変わるみたいなところがあります。

あんまりよろしくないんだろうなと思います。一度口にした言葉は、可能な限り守るというのは意識していきたいポイントですね。

ラーマ(神)への忠誠心

ハニュマーンもラクシマナもシータもラーマへの忠誠心は物凄いです。ちょっと読んでいて泣けてくるレベルです。

神様への信仰というのは本来このレベルでなされるべきなんだなと思います。

特にハニュマーンは素晴らしいですね。今日ではハニュマーンも信仰の対象となる神様ですが、後の世の主人公の元ネタになるのもわかるカッコ良さであります。

ちなみにハヌマーンチャリサは、リズムも良くて好きです。

 

別に深いことを考えなくても物語としてとても面白いのでオススメです(^ω^)

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