精神世界

インド精神文化と占星術 『あるヨギの自叙伝』

インド精神文化の本としてはメジャー中のメジャーになりますね。

Amazonでの評価もめちゃくちゃ高いです。

あるヨギの自叙伝

かのスティーブ・ジョブズもipadに入れて愛読していたらしい一冊でもあります。

かくいうわたしもギーターとこの本からインド精神文化への興味が芽生えたくちです。

まず、スピリチュアルな知識・興味がない段階で本書を読んだ場合に思うのは、これ面白いんだけど「本当?」って感想なんじゃないかなと思います。。

わたし自身、翻訳は素晴らしいし、読み物としても面白いと読んだ当初感じたのですが、鵜呑みにするかと言われたらNoでした。

で、この本に書かれているスピリチュアルで非現実的な内容をどうして信じることになったかというと、巻末のヨガナンダ氏の写真の『瞳』だっただろうなと。(もちろん、こんなこと問われたことはありません・・・)

ちょっと信じられないくらい深遠な瞳です。写真を見た瞬間に、この人の書いた本は『本当』のことにしとこうと本能が勝手に納得していました。

ヨガナンダ氏の師匠のスリ・ユクテスワ氏の写真も載っているのですが、ちょっと勝てる気がしないというか、オーラが違うというか、ね。読んだ人はわかってくれると思いますが。

わたしもスティーブ・ジョブズのように折に触れてはこの本をペラペラと捲っているのですが、いち占星術師としてはやっぱりこの箇所が好きですね。(以下、スリユクテスワ氏の発言を引用)

天空図は、彼のもはや塗り替えることのできない過去と、それから生ずるであろう未来を予想してみせる、いわば運命の挑戦的肖像画だ。しかし、この誕生時の天空図を真に正しく解釈できるのは、直感的英知の開けたごくわずかな人に限られている。
誕生の瞬間に大空いっぱいに描かれるこの託宣は、決してその人の運命を強調するわけではなく、むしろ、その束縛から抜け出そうとする人間の意志を喚起するためのものなのだ。自分でしたことは自分で元どうりに直すことができる。現在自分の身の周りに起こっているいろいろな出来事は、すべて自分自身が過去においてまいた原因から生じたものだ。どんな障害でも克服できないものはない。なぜなら、その障害はそもそも自分自身の行為が作り出したものであり、しかも人間は星の力などに影響されない霊的資産を持っているからだ。
星学というものをただ迷信的に恐れ信ずる者は、運星の奴隷としてその機械的な法則に巻き込まれてしまうことになる。賢者は、その信仰の拠りどころを被造物から創造主に転換することによって、自己の星すなわち過去の因縁に打ち勝つのだ

というように、ほんの少しですが占星術についても語られています。

占星術を勉強すると、その有効性に感服するというか、運命論・決定論というものに傾きかける部分もあるのですが、ここではスリ・ユクテスワ氏はそれを諫めていますね。

人間には、過去のカルマを克服するだけの霊的資産を持っているんだという点、自分がしでかしたこと(過去世のカルマ)は自分でもとどおりにすることができるんだという部分には勇気をもらえます。

ただ、ここら辺の部分は、カルマ論が根底にあるので初見ではわからない人もいるかとは思いますので、興味があれば購入して読んでみてください。

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